わざわざ試すまでもなく結論は出ているんだけど、実践しようということで、
《Timetwister》他諸々を意識した構築で遊んできた。


まぁ、使って遊んでいる人達に取っては言うまでもないはずだけど、あの手の構築やメタの変遷というのは、あくまで4人で打つゲーム(ガチならガチで全員が勝者になる権利のある)を前提としてのものだよね。
麻雀と同じく勝率3~4割、ラス率1~2割(EDHは最下位に大した意味ないけどw)を目指す構築かなと。

全員が同じスタートラインに立っているわけではない環境。
ガチカジュアル論争なんてのを何時までもやれそうな環境であれば、目指す勝率は3~4割ではなく、7~8割になります。なりますよね?
そんな環境で勝ちだけ目指してどうするの?とか、勝つのが面白いんだからできるだけ最善尽くすんだけど(自分の基本姿勢はこれ)・・・とか言い出すとまた素敵な100年戦争ができるだろうから割愛。

話を戻して、そういうガチ環境一色の土壌でない限り、カオスな環境である限りは、尖りすぎたTT前提のパーツやコンボの絞込みはマイナス要素のほうが大きくなりかねない。
放置しておけばゲームから脱落する、最初から脱落している相手にドローをプレゼントする必要はないし、それらのドローで引いたカードは、全て卓内の一点に集中砲火されるだけですからw
最序盤のマナ加速に関しては、基本的にデッキの安定度が増すだけでデメリットもないように感じますが、適当に4~6ターンくらいにブッパできそうなコンボが減っているようであれば、後者の環境だとマイナスであると言えるはず。



まぁ、つーわけでEDHは《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》最強っすよw
ハーミット、アルーレン、ブッパ最高。
最強って言葉が既に語弊だらけだけど。

ガチ環境も、言い方を変えればただの身内卓じゃない?
一人だけなら殺せそうなビート、マナの使い道はひたすらに温いけどそのおかげでだらだらと妨害構え続けるくらいはできる相手、そんな中に卓一コンボとして放り込まれることも想定しているとは思えない。

一応自分の中での指標が、大きな大会のような、前情報がない相手とも戦うカオス前提なので。
勿論、有象無象相手の勝率考えるよりも、強いデッキ同士の勝率上げたほうが総合勝率上回るという場合もあるでしょうが、
強いデッキ同士の動きだけを煮詰めていくには、多人数戦というのは不確定要素が多すぎるw
多くの不確定を有象無象化できる、最速コンボとその手数というのは、やはり大きな武器であると考える。


後はやっつけの大会レポートw


1回目 《擬態の原形質/The Mimeoplasm》VS《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》、《隻眼の将軍 夏侯惇/Xiahou Dun, the One-Eyed》、《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》

ギセラが初心者且つデッキも作ったばかり(というか、店の在庫で組んだレベル?)のようで、一先ず様子見。
スラーンはこちら だけ倒す気満々。
何処にでもいるよなこの手のw
カコトンは《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》とか《滅び/Damnation》打ってるだけで勝つ気も様子もなし。
自分はマリガン後の手札が死んでるんで、適当に展開して《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》起動待ち。除去されたのを原形質でコピーするような展開。
ぶっちゃけ初心者のギセラが一番上手い立ち回りしてたw
まぁ、こういう状況だと本当にコンボブッパしてるだけでどこかで勝てるんだけど。
生憎手札も揃うことなく、スラーンに殴られて一没。
16マナくらい生成できて、土地コンボも盤面に揃っていて、TTで7ドローしてもチェーンしないこともまーありますわw


2回目 《擬態の原形質/The Mimeoplasm》VS《マナの座、オムナス/Omnath, Locus of Mana》、《粛清するものクローシス/Crosis, the Purger》

オムナスがきっちりマナ加速、クローシスは土地置いて構えるだけの地蔵、こちら手札5枚からの《闇の腹心/Dark Confidant》サーチで後続期待するも宇宙()連打で手札地主状態w
連携されてこちら落とされたら、たぶんどうしようもない状況だったけど、クローシスが適当にオムナス妨害したり、報復で殴られたりしてる間に余裕ができたので、EOT《直観/Intuition》からおにぎりウーズコンボ調達して、《吸血の教示者/Vampiric Tutor》から《魂の洞窟/Cavern of Souls》積んで、ディスカード手段複数ステンバイでカウンター意味なくして勝ち。


3回目 《擬態の原形質/The Mimeoplasm》VS《ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu》、《ニコル・ボーラス/Nicol Bolas》

序盤にボーラスが《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》でジョイラ指定、更に《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》が追加されそうになるところをジョイラが《差し戻し/Remand》→《魂の再鍛/Reforge the Soul》でリセット。
こちらの手札にも《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》があったので、原形質でしつこく連打かなーと思っていたら、ジョイラから《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》も落ちる。
忘れられやすいことに定評のある《擬態の原形質/The Mimeoplasm》をプレイして、《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》で7ドローで実質勝利w
後はジョイラが《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》、ニコルが《金粉のドレイク/Gilded Drake》出したりしたけど、一度除去された《擬態の原形質/The Mimeoplasm》が《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》になったりで、誰も大きなアドバンテージを取る事もなく。
リセット前提のハンドと盤面も作っていたこちらが、ジョイラのリセット後に悠々と盤面作り直して勝ち。
何回か7ドロー握ったけど、打つような状況一度もねーよw
《森の知恵/Sylvan Library》最強だよw



やっぱりEDHは4人揃ってこそEDHである。

コメント

nophoto
ppmからきました
2012年9月14日2:18

スタンならパック適当に剥いて作ったデッキなんて絶対に想定しませんが、EDHの場合圧倒的な資産差は大前提で、強いデッキ同士の動きだけを煮詰めていく意味なんて本当はないんですよね。
でも頻繁に大会が開かれているわけでもなく、さらに意味不明な初心者の立ち回りに引っ掻き回されるのも詰まらなくて(日記に書かれておられるスラーンのようにw)、どうしても身内戦でメタが回ってしまいます。
どちらが良いか、なんて言えない問題でしょうけれども。

ttmn
2012年9月14日14:06

構築のカードプール同様、環境は与えられるものですから、その環境で自分の納得のいく答えを出すしかないと思いますw
自分の中では、とにかくガチカジュアルどういう4人で囲んでもゲームに参加できつつ勝ちの目があるというのを目指してますから(100枚ではさすがに無理なのでサイド使ってますけどw)、上記のようなプレイングされるのもそこまで気にはしないです。
固定面子すぎて、プレイヤー間の成長がまるでないことはすごい不満ですけどw
デッキもプレイングも、固定のヘイトも何も変わりませんからw

コメントありがとうございます。

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