EDHでよく使われる『生き残れば勝ちに近い』のカード。
しかし、実際のところは

・最低1周は回らなければ、同コスト域のドロー以下
・実際に勝てるわけではない
・ビッグアクションなので、少なくとも本人は唱えたターン無防備に近い

6マナというのは、周囲も同程度のリソースを展開しているのであればほとんどリーチの状態。
そこで不確定なボムを投げ込むというのは非常に場が熱くなる。
《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を巡って攻防を行ってしまった場合、最低でも自分のマナと対処させられる側の手札が消費される。
ピッチのカウンター、8マナ用意して《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》+カウンターなんて動きで全力で仕掛けてしまおうモノなら、全体のカウンター枚数とマナの消耗は取り返しの付かないレベルになる。
まぁ、1周戻ってゲームが続いているかは怪しいだろう。
そして、仕掛けた割には効果が安定しない(=ドロー次第)という始末。
周囲の駆け引きは起こせるが、唱えた本人が勝てるカードかというと怪しい代物だと思う。

普通に使えばね。

《擬態の原形質/The Mimeoplasm(CMD)》の場合、ジェネラルによる再キャストのチャンスがある。
要は1ターン回してもう1回。
仮にカウンターを1枚握っていたとしても、リムーブされるような状態でなければもうワンチャンあるわけで、カウンターでも除去でも通して自分も1周構える選択を取りやすい。
こうすることで、最悪カウンターを使われた場合でもゲーム上にある妨害の数に大きすぎる影響を与えなくて済むし、自分でも最低限構えたままターンを渡すことができる。

ということで、自分はまだ現役で使っているのだけれど。
やはりドローとしての信頼性は薄い。
しかし、原形質は生物を減らしすぎたくない中で《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》以上の候補もないのも事実。
難しい。

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